おすすめレシピ
このサワードウを使用したパンの作り方をYoutubeに公開しています。ぜひ合わせてご覧ください!
ロゲンミッシュブロート(Roggenmischbrot)
難易度★★★★★
ライ麦粉多め&サワードウを一から起こす本格派。難易度は高いけれど、ドイツパンの醍醐味を味わえます。
プンパニッケル(Pumpernickel)
難易度★★★★★
ドイツ・ヴェストファーレン地方発祥。伝統的には一晩焼き上げるパンを、家庭で再現しやすいレシピにアレンジしました
保存とリフレッシュのコツ
サワードウを育てていくには保存方法と定期的な手入れが大切です。
保存方法
スターター(Anstellgut)は密閉容器に入れて冷蔵庫保存で約2週間可能。使いきらなくても継続利用できる。
リフレッシュ(継ぎ足し)
2週間保存したスターターは、10g取り出し、ライ麦粉 50g+水 50ml を加えて24時間発酵させてリフレッシュ。再び2週間保存可能。
余ったスターターの活用
使い切れない分はパン生地に加えるなど、無駄が出ないように活用。風味づけや発酵補助に使える。
市販インスタントとの違い
ドイツのスーパーではすでに完成しているサワードウをパウダー状か液体状で買うことができます。使い方はそれぞれ異なるので、パックの表記をご覧ください。
特にパウダー状のものは発酵力がほとんどない場合が多く、たいていの場合は味と風味を加えるだけのものになります。
まとめ
サワードウを起こすことは本格的なドイツパンを作る際に、避けては通れない道です。僕自身、正直あまり自分で作った経験はありませんでした。今回の生地の動画を撮るために、何度か作り直しました。サワードウが成功しない場合は、大体温度管理に原因がありますね。
あと正直、匂いが非常にキツイので…昔勤めていたパン屋の冷蔵室はすごい匂いがこもっていたのを、覚えています。
自宅でいろいろ試していただき、ちょうど良い場所を見つけ、ぜひ育ててみてください!ドイツでは作ったサワードウにペットのように名前を付けて、愛でながら育てる人もいます。いずれまたサワードウを使用したパンをご紹介したいと思います!
参照元
- Teubner. ”Brot”. 2016, p66-71
- https://www.fairment.de/wissen/was-ist-sauerteig/
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