クリスマスシュトーレン/シュトレン/Christstollen

クリスマスのレシピ
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ドイツパティシエの自信作!
本格シュトーレン

いよいよ11月になり、本格的なクリスマスシーズンが到来しました。街中がイルミネーションで輝き、ドイツが一年で一番華やぐ季節です!

そこで今回は本格的なシュトーレンの作り方をご紹介します。シュトーレンは日本でも近年認知されるようになってきているかなと感じます。ドイツでは定番中の定番、クリスマスには欠かせない、伝統的な菓子パンです。

僕もクリスマスレシピは今後24個、皆さんにご紹介する計画を立てています。その1回目にふさわしいのがシュトーレンかなと思い、ぜひご自宅でおうちクリスマスを楽しんで頂きたいです。発酵が二回あり手ごねもあるので時間がかかりますが、ぜひお時間が取れるときに挑戦していただきたいです。

食べごろは実は焼き上がりではなく、焼いてから1週間後です。その間に生地にラム酒やスパイスがなじむので、おいしさが増します!
そして常温保存で1か月持ちます。

焼いた後にラップなどできれいに包み、リボンでラッピングをしたら、ちょっとしたギフトになります。持ち寄りのパーティーやクリスマスプレゼントとしても、楽しめます!

レシピ動画

Youtube<motomone baking>にてレシピ動画を公開しています。ぜひご参考くだい。
皆さまのコメント、ご質問、レシピのリクエスト、チャンネル登録、お待ちしております。

材料

  • レーズンのラム酒漬け
150gレーズン
60gアーモンドダイス
(スライスも可)
25gレモンピール
30mlラム酒
  • 生地
250g中力粉
7gドライイースト
50g砂糖
半分レモンの皮
100ml牛乳
20g
3g
90g無塩バター
  • スパイス
小さじ1/2シナモンパウダー
小さじ1/2メースパウダー
(ナツメグも可)
小さじ1/4カルダモンパウダー
小さじ1/4クローブパウダー
小さじ1/4バニラパウダー

※スパイスが多いので、シナモン、カルダモン、ナツメグだけでもOK、その場合は小さじ1/2ずつ使用。ドイツ在住の方はミックススパイスを使用してもOK。詳しくはこちらをご覧ください。

  • ハンドミキサーの生地用フックを使用
    ※ない場合はゴムベラでよく混ぜ、手ごねを長めに行ってください。

レーズンのラム酒漬け

  1. レーズン、アーモンドダイス、レモンピール、ラム酒をボウルに入れて混ぜる
  2. ラップをして一晩室温において寝かせる

生地作り~一次発酵

  1. 中力粉、ドライイースト、砂糖、スパイス類、レモン半個分のすり下ろした皮をボウルに入れて泡立て器で混ぜる
  2. 牛乳、卵を加えてゴムベラでよく混ぜる
  3. 塩、無塩バターを加えて、生地用フックをつけたハンドミキサーで混ぜる
  4. 3分ほどハンドミキサーで混ぜる

生地用フックがない場合は、手ごねを長く行ってください

一気に無塩バターを加えず、少しずつ加える

  1. 打ち粉をした台に生地をのせ、約5分手ごね

右ななめ上、左ななめ上とV字型にこねることで、力もこめやすくなります

生地を薄く伸ばして簡単に切れなければOK

  1. 予めつくっておいたレーズン類と生地を一緒にこねる
    生地がくっつきやすいので打ち粉も何度か行う

打ち粉をし過ぎると生地が固くなってしまうので注意

  1. まんべんなく生地とレーズン類がまとまったら生地を丸くまとめ、布巾をかけて約30分発酵させる

一次発酵~生地のガス抜き

  1. 打ち粉をして生地を真上から押してつぶして広げる
  2. そのままくるくる巻き、太い棒状にする
  1. 布巾をかけて約5分生地を休ませる(ベンチタイム)

成形~二次発酵

  1. 打ち粉をして真ん中より少し手前のところに麺棒を押し付ける
  1. 手前の方が奥側よりも幅が大きければOK
  1. 溝の真ん中に麺棒をおき、薄くのばす
  2. 奥の部分を手前に折りたたむ
  1. 麺棒を使って形を整える
    ※シュトーレン用の型があるなら型を使ってもOK
  2. 布巾をかけて30分発酵させる

オーブンを180度に余熱する

仕上げ

  1. 天板にクッキングシートを敷く

シュトーレンは焼き時間が長いので、下火が強い場合はアルミホイルを折ってクッキングシートの下にいれておくと、焦げ目を押さえることができます。

  1. オーブンで焼き色を見ながら約40分焼く

焼いている間に溶かしバターを用意

  1. 焦げたレーズンは取り除く
  2. 刷毛に溶かしバターをまんべんなく塗る

バターが外からの乾燥を防いで長持ちさせてくれます。

  1. 全体に砂糖をふりかける
    生地の裏側もしっかりバターと砂糖をつける

砂糖は外からの湿気を吸収して生地を湿気から守ってくれます。

  1. 粉砂糖を仕上げに振りかける

完成

シュトーレンのご紹介でした。お好みでもっとドライフルーツを入れたり、オレンジピールを入れても美味しいです。僕はシンプルな味が好きなので、レーズン、レモンピール、アーモンドダイスのみ生地に混ぜました。

クリスマスの定番のシュトーレンを、ぜひご自宅でお試しください!

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