スーパーフード・亜麻仁(フラックスシード)について・オススメレシピ3選

お菓子・パン作りの材料
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ドイツでもスーパーフードは大人気です。今回は亜麻仁/フラックスシードの魅力について、まとめてみました。

僕が作るレシピのなかでも、亜麻仁はたびたび登場します。ドイツではもともとパンの材料として用いられることは多かったですが、現在は栄養価が高いとされるスーパーフードとして注目されており、近年人気が高い傾向があります。

スーパーフードとは簡単に言うと、栄養価が高い、もしくはある一部の健康に良い栄養成分がほかの食品に比べるととても多い、そして低カロリーの食品のことです。
(例)アサイー、チアシードなど)

亜麻仁もスーパーフードに分類されています。

使い方として、ドイツでは主に僕のレシピ【ドイツ風ちぎりパン】のように、焼き菓子やパンのトッピングとして使用されています。またはサラダにふりかけて食べられたりもします。

次ページにmotomone bakingのYoutubeチャンネルで紹介しているレシピを3つ掲載しています。ぜひ合わせてご覧ください。

家の近くのオーガニックスーパーで購入しました。ドイツでも一般的なスーパーではなく、オーガニックの商品が多いスーパーで手に入れることができます。500gを3ユーロ前後(360円程度)で購入できます。

色は薄い茶色で、ゴマと同じような大きさです。噛むと甘さが感じられます。

世界で最も古い植物の一つである亜麻仁。
(およそ紀元前5000年前から存在したと言われています)

では亜麻仁はどんな効果がドイツでは報告されているのか、解説していきます。

栄養価

  • 食物繊維

食物繊維は役割として、腸内環境を整えます。そのため便秘の改善に効果的です。一方、血糖値の急激な上昇を防いだり、コレステロールの吸収を抑える効果もあります(いわゆるダイエット・肥満防止に効果的な成分です)。
亜麻仁は食物繊維が豊富に含まれていて、たとえば上記の写真の商品の例だと、100g中29g含まれています。ちなみに、同じブランドの白ゴマと成分比較したところ、こちらは100g中11gでした。およそ3倍の量が亜麻仁には含まれています。

  • αリノレン酸(オメガ3脂肪酸)

この成分は、実は人間が体内で生成できない成分です。それゆえ、食品から積極的に成分を摂取する必要があります。役割は主に血液をサラサラにすることです。つまり、動脈硬化や血栓予防に効果的だといえます。

  • がん予防

ドイツでの研究によると、亜麻仁の効果としてがん予防が挙げられています。前立腺がんや乳がんなどです。

注意点

  • 便秘改善の効果は、およそ数日後に表れると言われています。また摂取する際は、必ず水分をたくさん取ってください。亜麻仁をとりすぎると、胃腸に負担がかかってしまいます。
    ※ドイツでは一度の食事で亜麻仁の摂取量が15g以下だと無害だとされています。
  • 酸化しやすいので、密閉した袋や瓶などでの保管がオススメです。
  • 胃への働きの影響から、亜麻仁と一緒に薬の服用はオススメできません。必ず3時間ほど時間をあけるなど、工夫して薬と亜麻仁を摂取する必要があります。
  • 亜麻仁は早産のリスクがあるという研究もあります。妊婦の方は服用をお控えください。

motomoneのオススメレシピ3選

スーパーフードたっぷり・メアコーンブロート

難易度★★★☆☆

4種類のスーパーフードを使用した雑穀たっぷりのパンです。パウンドケーキ型を使用して焼きました。スペルト小麦と全粒粉を使用しているので、強い小麦の味を感じることができると思います。食べ方のコツも動画の最後にご紹介しています。ブログ記事はこちらになります。


こねない糖質制限パン・アイヴァイスブロート

難易度★★★☆☆

このパンは捏ねないでできるパンです。大豆粉を使用し、たんぱく質が豊富に取れるパンですね。近年、ドイツでも糖質制限ブームが来ていて、エネルギーは取りたいけど、糖質を控えたいという方にぴったりだと思います。こねないでできるのですが、生地自体はくっつきやすく扱いにくいので、難易度3にさせていただきました。ブログ記事はこちらです。


ドイツ風ちぎりパン・パーティーブロートヒェン

難易度★☆☆☆☆

動画はクリスマスバージョンですが、お好きな形で作ることができます。食事パンですが、重すぎず、軽く食べられるパンです。生地はホームベーカリーで作ってもOKです。なので難易度は低めですね。ブログ記事はこちらです。

まとめ

今回は亜麻仁について、ドイツの薬局のホームページ①、薬局のホームページ②を主に参照し日本語訳して、まとめてみました。ドイツでは薬局でも亜麻仁が健康食品として販売されています。

亜麻仁は栄養価が高いと評価される一方で、注意点も多く、特に摂取のし過ぎには気を付けなければなりません。

また必ずドイツのそれぞれのホームページ最後には、似たような記載がありました。アレルギーをお持ちの方や、健康食品として毎日定期的に摂取を希望している方などは、医師または薬剤師のアドバイスを受けましょう、という内容の提言です。

摂取に関してご心配な方は、近くの医療機関までご相談ください。

スーパーフードの亜麻仁についてのご紹介でした。よろしければ、ご参考ください。

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