ラウゲンシュタンゲ(Laugenstange)とは、プレッツェルと同じくアルカリ液(ラウゲン液)に浸してから焼く、香ばしい風味が特徴のドイツパンです。
今回は、バターやミルクを使わない乳製品不使用のヴィーガン生地で、乳製品を使わず、すっきりとした食べ心地に仕上げました。
成形は「Stange(シュタンゲ/棒状)」を選択。シンプルで扱いやすく、ラウゲンパン作りに初めて挑戦する方にもおすすめの形です。
もし、他の成形にも挑戦してみたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
▶ [本場ドイツのプレッツェルの作り方]
ラウゲンパンを重曹で作っていて、
「表面がカサつく」
「理想の茶色にならない」と感じたことはありませんか?
原因は配合ではありません。
👉「液温・浸水時間・投入タイミング」
この3つがズレているだけです。✔ 何度やっても同じ失敗になる
✔ どこが悪いのか分からないこの状態のまま焼き続けても、結果は変わりません。
その原因を「1つに特定する」ためのシートを作りました。👉 失敗をその場で判断できるように設計しています。(約300円)
※本ページはプロモーションが含まれています。
レシピ動画:motomone baking
YouTubeチャンネル <motomone baking> では、記事だけでは伝えきれない「生地の質感」や「手の動き」を詳しく解説しています。
「次はこれを作ってみたい!」というリクエストやご質問も、コメント欄でぜひお聞かせください。気に入っていただけたら、チャンネル登録で応援していただけると嬉しいです!
マイスターの材料帳
-6個分-
【パン生地】
- 準強力粉(または中力粉): 190g
- ドイツでは Type550。日本で再現するなら、香りと食感のバランスが良い[リスドォル]が最もおすすめです。中力粉や、強力粉60g+薄力粉60gのブレンドでも代用できます。
- ドライイースト: 2g
- 安定して膨らむ[赤サフ]を推奨します。
- 水: 100ml
- グラニュー糖: 小さじ1
- 塩: 3つまみ
- オリーブオイル: 10g(バターの代わりに、しっとりした食感を生みます)
【重曹液】
- 水: 300ml
- 塩: 2つまみ
- 重曹: 9g
- 必ず「食用」をご使用ください。掃除用は製造工程が異なるため、口に入れることはできません。
【仕上げ(トッピング)】
- 粗塩: 適量
- 白ごま: 適量
- ケシの実(モーン): 適量
- 👉 [ケシの実の種類と使い分けはこちら]
- ※トッピングは自由です。なしでもラウゲン特有の風味を十分に楽しめます!
- 👉 [ケシの実の種類と使い分けはこちら]
可愛い成形のアイディア
ラウゲンゲベックにはさまざまな成形がありますが、今回ご紹介する「シュタンゲ」は特にシンプルで、初心者の方にも挑戦しやすい形です。
他の成形方法に興味がある方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
重曹でのパン作りには特有の難しさがありますが、その中で納得のいく焼き上がりを得るための要点を整理しました。
👉 原因を「1つに特定する」ためのシート(約300円)
・今の状態から原因を即判断
・次に何を直すべきかが分かる
失敗を防ぐオススメの道具
ラウゲンシュタンゲを作る際に使用した、オススメの道具をご紹介します!現場の経験から「これがあれば失敗が劇的に減る」というものを厳選しました。以下のリンクから購入できます。
ポケットスケール
理由:イーストや塩の計量がズレると、発酵が安定しません。そのため、0.1g単位で測れるスケールがあると失敗が激減します。
ステンレス製・穴あきレードル(Schöpfkelle)
理由: 重曹液から生地を掬い上げる際、液切れが悪いと表面のシワの原因になります。熱に強く、一気に液を切れる穴あきタイプのお玉が、ツヤのある仕上がりを支えます。
👉 [ドイツメーカーZwilling:穴あきレードルはこちら]
ミニパレットナイフ(クープ用)
理由: ラウゲンシュタンゲの特徴であるクープを作るために使用します。専用のクープナイフも良いですが、私は小回りの利くミニパレットナイフを愛用しています。
👉 [繊細なクープを自由自在に:ミニパレットナイフはこちら]
木目調デジタルスケール
理由: 動画でも使用しているこのスケールは、機能性はもちろん、キッチンに置くだけでモチベーションが上がるデザインも気に入っています。
👉 [精度とデザインを両立:愛用のデジタルスケールはこちら]
【詳細解説】ラウゲンシュタンゲの作り方
ここからは、各工程のポイントを詳しく解説します。なお、材料の分量や手順の要約をすぐに確認したい方は、記事の最後にあるレシピカードを活用してください。
1.生地作り
- ボウルに準強力粉、ドライイースト、グラニュー糖を入れ、軽く混ぜ合わせます。
- 水を加え、粉気がなくなってきたところで塩とオリーブオイルを投入します。
- 生地が一塊になるまで、ボウルの中でしっかりと混ぜ合わせてください。
💡 ドイツ在住の方へ:小麦粉の番号(Type)の選び方は[こちらの記事]で詳しく解説しています。
- 生地を台の上に取り出し、約5分間手ごねをします。
- 表面を伸ばすようなイメージで丸め、生地がピンと張った状態に仕上げてください。
このレシピでは一次発酵は行わず、すぐに次の分割工程へ進みます。
2.成形
- 生地を1個につき約50gずつ、6等分に切り分けます。
- 丸め直して布巾をかけ、10分間休ませてください(ベンチタイム)。
- 生地を丸く平らに広げ、端から空気を抜くようにきつく巻いていきます。
- 16cm〜18cmの長さに伸ばし、綴じ目をしっかりと閉じます。
- シートを敷いたトレイに並べ、布巾をかけて約40分間、二次発酵をさせます。

3.仕上げ
- 鍋に水を入れて沸騰させ、一度弱火にしてから重曹と塩を加えてください。
- 表面を下にして生地を投入し30秒、裏返して10秒ほど茹でます。
- 重曹液をしっかり切り、天板へ並べていきます。
[穴あきレードル]を使うと、形を崩さずに、取りだしやすくなります。

- 斜めに2本クープを入れ、お好みで粗塩やゴマをトッピングしてください。
- 210度のオーブンで約12分焼けば完成です。
完成

中はもっちり、外はカリッ、そして「ふわっ」とした食感が重なる、とてもおいしいパンに仕上がりました。 バターをたっぷりと塗って楽しむのはもちろん、半分に切って野菜やハムを挟んだサンドイッチにするのもドイツ流の楽しみ方です。
キッチンで確認しながら作りたい方は、こちらのレシピカードをご活用ください。

レシピカード:ラウゲンシュタンゲ(ヴィーガン対応)
Ingredients
Method
- 材料をボウルで混ぜ合わせ、台の上で約5分間、表面がピンと張るまで手ごねをします。
- 生地を6等分(約50gずつ)に分け、丸め直して布巾をかけ、10分間休ませます。
- 生地を16cm〜18cmの棒状にのばし、シートを敷いて約40分間、二次発酵をさせます。
- 沸騰直前の重曹液に表面30秒、裏面10秒浸し、穴あきレードルなどで液をしっかりと切ります。
- 斜めに2本クープを入れ、210℃に予熱したオーブンで約12分焼けば完成です。
まとめ・おすすめの関連記事
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
「どうして今回は色が薄いんだろう?」という質問を何回も頂いています。その答えを1枚のシートにまとめておきました!

「これでいいのかな?」と不安になった時、このシートが少しでもパン作りの自信に繋がれば嬉しいです。
ラウゲンシュタンゲを楽しんだ後は、さらに本場の食卓を覗いてみませんか?定番のプレッツェルからドイツパンらしいライ麦パンまで、ドイツの食事パン10選をご紹介します。
👉 [ドイツパンの世界・おすすめ食事パン10選はこちら]
大人気のドイツのラウゲンパン関連レシピ
今回のレシピは乳製品不使用のヴィーガン生地ですので、アレルギーのある方や健康を意識されている方にも、安心してお召し上がりいただけます。
焼き立ての格別な香りと美味しさは、手作りした人だけが味わえる特権です。ぜひ一度、おうちのキッチンで試してみてくださいね。

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