濃厚で滑らかな食感が魅力のクレームブリュレ。フランスの定番デザートを家庭でも手軽に楽しむ方法をご紹介します。

5つ星ホテルでパティシエをしていたときはよく作っていました。
あまりケーキ屋さんで働いているパティシエは作らないと思うので、レストランパティシエの基本ですね。
クリームの甘さとキャラメリゼした砂糖のカリッとした食感のコントラストは、一度食べたらやみつきに!
自宅にガスバーナーがあれば、簡単にキャラメリゼして作ることができます。ぜひチャレンジしてみてください!
クレームブリュレの材料
直径12cmのココット型2個分
60ml | 牛乳 |
100ml | 生クリーム(脂肪分30%以上) |
30g | グラニュー糖(砂糖) |
少々 | バニラパウダー、 またはバニラエッセンス |
2個 | 卵黄 |
適量 | ブラウンシュガー(キャラメリゼ用) |
下準備
- ココット型を用意
(今回は直径12㎝を使用) - ガスバーナー(クッキングガスバーナー、トーチバーナー)を用意
クレームブリュレの作り方
クリーム作り
- 鍋に牛乳、生クリーム、バニラパウダー/バニラエッセンスを入れ、沸騰直前まで温める
- 沸騰直前で火を止めて、鍋を火からおろす
- ボウルを用意し、そこに卵黄、グラニュー糖を入れて、泡だて器で混ぜる
- 1を3に少しずつ混ぜながら、流し入れる
- 泡だて器で強く混ぜるのではなく、ゴムベラでゆっくり混ぜるのがオススメ→空気が入りすぎると割れる可能性があります。
- 別のボウルを用意し、こし器を使ってこす

こす時に卵黄がボウルの下にたまっていることがあるので、ゴムベラをつかって丁寧にこしましょう
オーブンを120度に予熱する
- ココット型にクリームを入れる
- バーナーで表面にある泡を消す


- オーブンで約25分焼く
仕上げ
- 焼いた後、ココット型を動かしたときにクリームがゆるくなっておらず、固まっているとOK
- もしこの状態になってないと感じたら、焼き時間を伸ばしてください!
やけどに注意してください!
- 冷蔵庫で約1時間、クリームが冷えるまで冷やす
- クリームが冷えたあと、ブラウンシュガーをクリームの上に敷く

ブラウンシュガーが均一に広がるよう、ココットを動かし回しながら、トントンとお皿をたたき、固まらないように薄く全体に敷くのがコツです。
- もしブラウンシュガーが多すぎた場合は、取り除く
- バーナーでキャラメリゼする

ゆっくりバーナーを動かすと、綺麗な色のキャラメルになります
完成

まとめ
自宅で簡単に作れるクレームブリュレのレシピをご紹介しました。
表面をたたくと、コンコンとキャラメルが固まったかわいらしい音がきこえます。そこでスプーンをザクッといれると、下からトロトロの美味しいクリームが出てきます。
意外と簡単なクリームブリュレのご紹介でした。
今回はフランス菓子なので赤ワインをペアリングしてみました。もちろんコーヒーにもピッタリ、食後のデザートとしてもオススメです。
最後にガスバーナーでキャラメリゼするときも、ジュワーと音がして、とても面白いです。
ご自宅にガスバーナーをお持ちの方、ぜひお試しください!
ビーガンタイプのクリームブリュレも紹介しています。
よくある質問(FAQ)
- Qガスバーナーがない場合はどうすれば良いですか?
- A
ガスバーナーがない場合は、オーブンのグリル機能を使ってキャラメリゼすることも可能です。ただし、砂糖が焦げやすく、目を離さないように注意してください。
- Qキャラメリゼに使用する砂糖はブラウンシュガー以外でも良いですか?
- A
グラニュー糖やきび砂糖でも代用できます。ブラウンシュガーを使用すると、キャラメルの層がきちんと出て、より濃厚で香ばしい味わいが楽しめます。
- Q作り置きはできますか?
- A
クリームを焼いておけば、2日から3日ほどは冷蔵庫で保存可能です。キャラメリゼは食べる直前に行うのがベスト。時間が立つと、キャラメルのパリッとした硬さがなくなってしまいます。
コメント