ドイツではクリスマスで絶対に欠かせないのがグリューワインです。グリューワインとはワインに砂糖やスパイス、柑橘類のフルーツを入れ煮て作ったホットワインです。
ほとんどが赤ワインですが、時々白ワインも販売されています。クリスマスマーケットは11月第4週から1か月開催されますが、そんな寒いなかグリューワインを飲みながらクリスマスマーケットを楽しむのがドイツ流です。
作り方もとても簡単です。またワインも味付けするので、高価なワインでなく手ごろなワインでも、十分おいしくなります。
レシピ動画
Youtube<motomone baking>にてレシピ動画を公開しています。ぜひご参考くだい。
皆さまのコメント、ご質問、レシピのリクエスト、チャンネル登録、お待ちしております。
材料
1/2個 | オレンジ |
1/2個 | レモン |
50g | ブラウンシュガー |
500ml | 赤ワイン |
2個 | シナモンスティック |
3個 | スターアニス(八角) |
4個 | クローブ |
下準備
- 料理用温度計を用意
Glühweinの意味
・Glüh(グリュー)…燃えている、熱くなる
・wein(ヴァイン)…ワイン
作り方
- オレンジ、レモンを8等分する
- 鍋にブラウンシュガー、水(25mlの半分)を入れて強火にし、キャラメルを作る
キャラメルを作る際はヤケドにお気を付けください
- 写真のようにグツグツするまで煮る(2~3分)
その際に数回何度か鍋を回してこびりつかないようにする - グツグツしたら残りの水を加え、さらに赤ワインを入れる
- レモンとオレンジを加える
- 香辛料を加える
- 70度から73度の間になるよう温める
沸騰させるとアルコールも飛んでしまい、苦みも出てきてしまうので注意
- 70度から73度になったら火からおろし、蓋をして最低1時間、できたら1日おいて味を染み込ませる
完成
本場のグリューワインのご紹介でした。酸味が苦手な形はレモンを抜いてもOKです。
スパイスとして今回僕は3種類使いました。
しかし例えばシナモンが苦手なら抜いてみたり、逆に好きなら増やしたり、自分の好みに自由に味付けして作れるのも、面白いところだと思います!
日本では手に入りにくいスパイスもあるかもしれませんが、カルダモンも僕はおすすめです!
クリスマスマーケットでは子供向けに、アルコールが入っていないキンダープンシュというドリンクもあります。見た目はグリューワインそっくりですが、甘いぶどうジュースに香辛料が入ったものです。こちらも今後ご紹介しますね!
ちなみに、各クリスマスマーケットではその街独自のデザインのカップにグリューワインを入れて、販売されます。
グリューワインの価格にもともとそのカップ代がデポジットとして含まれています(およそ2~3€です)。そのカップを気に入って持ち帰りたい場合は、そのまま持ち帰ってOK。もし不要であるならお店に返すと、その2~3€のお金が返ってきます。
僕たちもクリスマスマーケットでカップを集めるのが好きで、クリスマスマーケットへ行く度に揃えています。その年によってデザインも毎年変わる街もあるので、さらにコレクター欲が刺激されます!笑
ぜひドイツのクリスマスマーケットに来れる機会がありましたら、そのカップの模様にも注目してみてください!
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