ドイツのハンドミキサー事情

ドイツ生活
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ドイツのキッチン事情について。
今回はハンドミキサーについてです。

ドイツ語でハンドミキサーは Handmixer(ハンドミキサー) 

もしくは Handrührgerät(ハンドリュアゲレート) といいます

ドイツのハンドミキサーには、クネクネした形のフックが付いています!

この生地用フックの部品を Knethaken(クネートハーケン) といいます
一方日本でも一般的なホイップ用の部品は Handschneebesen(ハンドシュネーベーゼン)

もしくは Rührbesen(リュアベーゼン) といいます

こちらはパン生地をこねる専用フックです。手ごねの手間を省き、短時間で生地を混ぜる事ができます

生地があっという間にこねられます!

ドイツ人はパン、クッキー、ケーキを焼くのが大好き。
週末は離れて暮らす家族も実家に集まり、それぞれの家で焼いたケーキを持参し、コーヒーを飲みながら家族の時間を楽しむ、という習慣がある家庭もあります。

ドイツ語で家族でケーキを楽しむ時間…Kaffee und Kuchen (コーヒーとケーキ)…はとても愛されている文化だと感じます

私も日本ではホイップタイプのものしか見たことがありませんでした。

しかし夫が家でいつも家でケーキを焼くとき、こちらのフックを使用していて、初めて見たのでとても驚きました。

正直、生地用フックという日本語の名前も正しいかどうか不安です…

日本にいる友人たちにこのフックについて聞いてみましたが、全員存在自体知らなかったです…確かにネット検索をしても、数件ヒットするのみ、という印象を受けました。そもそもハンドミキサーを持っていないという友人もおりました。

日本人が配信しているYoutubeでの料理レシピ動画でも、見たことがありませんでした。

しかし、この生地用フック、パン生地などをこねる際に、とても強い味方です!

ドイルではミキサーを購入すると、大体ホイップ用と生地用フックがセットで売られています。

本当に生地を混ぜるのが楽なので、日本でも普及したら、もっとパン作りやお菓子作りをする人が増えるのではないかと感じました。

このアトリエでご紹介しているレシピ動画でも生地用フックは何度も登場しますが、お持ちでない方はゴムベラで混ぜて、手ごねの時間を長くして頂けたら大丈夫です。

海外在住のキッチン事情や家電に関して、ほかの国の事情もとても気になります。

もしよろしければ、コメント欄などにお気軽に記載していただけると嬉しいです。

今後もこちらのハンドミキサーを使い、家庭で美味しい簡単なレシピから、時間がかかる凝ったレシピまでご紹介していく予定ですので、どうぞよろしくお願いします!

追記 (2020年11月28日)

レシピチャンネルを開設しておよそ3か月になりますが、フォロワーさまが皆さんとても温かく、たくさんの日本の情報を教えてくださいます。

元々お菓子作り・パン作りが趣味だという方も、やはりこの生地用フックはお持ちではないようです。キッチンエイドをお持ちの方も、現在のところお会いできていません。

あるフォロワーさまが、“ニーダー”という機械をお持ちだと教えてくださいました。

画像参考元: 日本ニーダー株式会社 リンク

ちなみに僕はキッチンエイドを自宅で使用しています。日本円だととても高いのですが、ドイツだといろんなメーカーが販売しているので、そこまで高くないです。スタンドタイプを使用しています。

画像参考元 KitschenAid Japan リンク

ずっと手ごねだとベタベタしてしまい、かなり体力も奪われますので、器具がないという方は、スケッパーもオススメです。

このように生地をこねる際に使ったり、生地を切るのも簡単に行えます。僕はプラスチック製の2ユーロのものを使っていますが、十分なお役立ちアイテムです。

ご自宅でパン作りやお菓子作りがお好きな方は、ぜひご参考ください!

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