簡単！ドイツのディアマンクッキー・ハイデザント/Heidesand 4種のフレーバー・卵不使用！

ディアマンはフランス語で、ダイヤモンドを意味します。その名の通り、生地に最後お砂糖を付けてやくので、焼き上がり後のお砂糖がキラキラ輝いて見えるのが特徴。また冷蔵庫で生地を寝かすので、アイスボックスクッキーの一種でもあります。

ドイツではHeidesand(ハイデザント)と呼ばれています。北ドイツに位置し、グリム童話・“ブレーメンの音楽隊”でも有名なブレーメンがある、ニーダーザクセン州(Niedersachsen)で誕生したと言われています。

ドイツ語ではHeide…荒野、Sand…砂を意味します。

フランスではお砂糖をキラキラしたダイヤモンドと見ましたが…ドイツではそのガリガリした食感が砂のようだと捉えられ、このような名前になったとか。お国柄が出て、面白いですね！

食感はサクサク、ホロホロクッキーです。固くはありませんが、フニャフニャ柔らかい感じでもありません。老若男女万人受けする、基本的なクッキーです。

ドイツではクリスマスの時期になると、クリスマスクッキーを焼くのが定番です。このクッキーも、その一つですね。

成形も型無しで簡単にできて、卵不使用レシピです。卵アレルギーさんでも安心のお菓子！

プレーンがメインですが、今回僕はクリスマスらしく、ポピーシード、ピスタチオとクランベリー、リンゴシナモンと4種類のフレーバーを作りました！ぜひお好みの味でお試ししてみてください！

レシピ動画

Youtube<motomone baking>にてレシピ動画を公開しています。ぜひご参考くだい。
皆さまのコメント、ご質問、レシピのリクエスト、チャンネル登録、お待ちしております。

材料

• クッキー生地

• その他

クッキー生地

1. 無塩バターをレンジで柔らかくしておく
2. 柔らかくなったバターに、グラニュー糖、塩を入れて、クリーム状になるまで、ゴムベラでよく混ぜる
3. 牛乳を加え、更によく混ぜる

4. 生地をそれぞれ63gずつ、4等分し、ボウルなどに入れておく
5. プレーン生地
   薄力粉60gを漉して加える
6. ゴムベラで切るように混ぜていく
7. 生地がよく混ざったら、生地を手でひとかたまりにし、ラップで包む

ポピーシード(ケシの実)

1. ポピーシード、薄力粉55gをクッキー生地に漉して加える
2. 同様にゴムベラで切るように混ぜていく
3. 生地がよく混ざったら、生地を手でひとかたまりにし、ラップで包む

ピスタチオとクランベリー

1. ドライクランベリーを包丁で細かく切る
2. 薄力粉50gを漉してクッキー生地に加える
3. ピスタチオパウダー、ドライクランベリーもクッキー生地に加え、同様にゴムベラで切るように混ぜていく
4. 生地がよく混ざったら、生地を手でひとかたまりにし、ラップで包む

アップルシナモン

1. ドライアップルを包丁で細かく切る
2. 薄力粉55g、シナモンパウダーを漉してクッキー生地に加える
3. 同様にゴムベラで切るように混ぜていく
4. 生地がよく混ざったら、生地を手でひとかたまりにし、ラップで包む

成形

1. 全て丸い棒状に成形していく
   固くなっているので、打ち粉を少しして、手でこねて柔らかくしてから、棒状にしていきましょう
   Φ3㎝、長さ16-18㎝が目安です

スケッパーを使うのもオススメ！
長さよりも太さが均等になるよう、気を付けましょう

2. 4本全て棒状に成形したら、ラップに包み、3時間以上冷蔵保存

仕上げ

1. 大きめのお皿にグラニュー糖を入れておく
2. 生地に刷毛で牛乳を薄く塗る
3. グラニュー糖が全体につくよう、生地を転がしたり、手で付けていく

4. 切る前に10分ぐらい冷蔵保存
   生地が扱いやすくなり、カットしやすくなります！
5. 幅8㎜ぐらいに切り、クッキングシートを敷いた天板にのせていく
   クッキーとクッキーの間隔は広めにとっておきましょう！

6. 180℃で12-14分　焼き色を見ながら焼く

完成

キラキラしたクッキーがとてもかわいく、そしてクリスマスらしいフレーバーがオススメの一品です

ぜひお試ししてみてください！

ちなみに今回のハイデザントは日本人の方向けに小さめに作っています。ドイツで売られているサイズは、この3倍くらいの大きさがスタンダードです💦チョコレートがかかっているものもありますね。