Zwetschgenkuchen(ドイツ風プルーンケーキ)の作り方

Pflaumenkuchen ケーキ
スポンサーリンク

夏の終わりから秋にかけて、旬のプルーンをたっぷり使った季節限定ケーキ「ドイツ風プルーンケーキ(Zwetschgenkuchen)」

甘酸っぱい果実とほのかな甘みの生地が絶妙にマッチし、ドイツでは生クリームを添えて食べるのが定番です。

このケーキは実はZwetschgenkuchen(ツヴェッチゲンクーヘン)だけではなく、Pflaumenkuchen(プラウメンクーヘン)とも呼ばれています。

「Zwetschgen(ツヴェッチゲン)」と「Pflaumen(プラウメン)」は、どちらも日本語では“プルーン”や“プラム”と呼ばれますが、品種が異なります。

Zwetschgen:細長く、甘みと酸味のバランスが良い。秋の短い時期だけ出回る。

Pflaumen:丸く、果肉が柔らかい。通年販売されている。

今回のレシピでは、旬のZwetschgenを使用します。

ドイツのプルーンについては、コチラの記事に詳細をまとめました!

今回はシンプルな王道・定番のプラムケーキをモダンにアレンジしたレシピです。

レシピ動画

Youtube<motomone baking>にてレシピ動画を公開しています。ぜひご参考くだい。
皆さまのコメント、ご質問、レシピのリクエスト、チャンネル登録、お待ちしております。

材料

20㎝のタルト型1台分

  • パン生地
80g準強力粉または中力粉※
小さじ1/2ドライイースト
40ml牛乳
10gグラニュー糖/砂糖
10g
ひとつまみ

※小麦粉は薄力粉40g、強力粉40gで代用してもOK

  • クッキー生地
75g薄力粉
50g無塩バター
25gグラニュー糖/砂糖
ひとつまみ
  • フィリング
約400gプルーン
30gビスケット
  • 最後にアプリコットジャム大さじ2と水大さじ1を使用
  • 直径20cmのタルト型を用意
  • 型の準備の際に、30gビスケット(もしくはパン粉)を使用

オススメの道具・材料

このレシピで使用したもの、オススメの道具は以下のリンクから購入できます。

日本とドイツ、それぞれのAmazonリンクをご用意しましたので、お住いの地域に合わせてご利用ください。

  • 20cmタルト型
    • 底の取れるタイプのタルト型です。使いやすくておすすめです!
  • ミニスケール
    • ドライイーストを量るのに使用しました。
  • 麺棒
    • 生地を伸ばすのに使用しました。個人的には使いやすい形をしています🤔
  • 20cmタルト型
    • 底の取れるタイプのタルト型です。使いやすくておすすめです!
  • ミニスケール
    • ドライイーストを量るのに使用しました。
  • 麺棒
    • 生地を伸ばすのに使用しました。個人的には使いやすい形をしています🤔

このリンクを経由して購入すると、アフィリエイトとして、一定割合で利益が入ります。今後の運営資金になるのでとても助かります。

ツヴェッチゲンクーヘンの作り方

生地作り

このケーキに使用する生地は、パン生地とクッキー生地を合わせたものになります!ドイツでは様々なケーキの土台として、使われている生地ですね。

  1. まずはパン生地を作ります。
    ボウルに、準強力粉または中力粉、グラニュー糖/砂糖、ドライイーストを入れて、ゴムベラで混ぜる
  2. 牛乳、溶き卵、塩を加えて、ゴムベラで混ぜる
  3. 台にうつして、約3分手ごねする

右ななめ上、左ななめ上とV字型にこねることで、力もこめやすくなり、生地をツヤが出ます

  1. 表面がツルンとなるよう、生地を丸める
  2. ボウルに生地を入れ、布巾をかけて約20分発酵
    参考…気温24℃湿度42%
  1. 次にクッキー生地を作ります
    無塩バターはレンジに入れて柔らかくしておきましょう
    無塩バター、グラニュー糖/砂糖、塩をボウルに入れて、ゴムベラで混ぜる
  2. 薄力粉をこして加え、さらに混ぜる

生地をゴムベラで切るように切って混ぜましょう!

  1. ひとまとまりになるまで手でこねる
  1. パン生地と手でよく混ぜ合わせる
  1. ラップに包み、冷蔵庫で30分休ませる

型の準備

  1. 20㎝型の底部分のみ、クッキングシートを敷く
    ※底が取れない型の場合は、全面サラダ油を塗るだけでOK!
  2. 型の側面・周りにはサラダ油を薄く刷毛で塗る
  3. 冷蔵庫から生地を取り出す
  4. 型より大きく、打ち粉をして、約3㎜の厚さに麺棒でのばす
  5. 型に入れる
    押し込みながら微調整しましょう!
  6. 型からはみ出した、余分な生地を小さなナイフなどで切り落とす
  7. 底全体にフォークで穴を開ける
  8. ビスケットを砕く
    水分が多く出るので、吸収させるためにビスケットを使用します。代わりにパン粉を使用してもOK!
  9. 型にビスケット(パン粉)を平らになるよう、敷き詰める

プルーンの飾り付け

  1. プルーンを洗う
  1. 半分に切り、種を取り除く

包丁で実の半分にグルっと一周切れ目入れ、半分切ると、きれいに身が取れます!アボカドを切る時のようなイメージですね。詳しくは動画をご覧ください!

  1. 2㎜くらいの厚さに切る
    1つだけ後で使用するので切らずにとっておく
  1. 型の外側から立てるように、少し重なるように並べていく
  2. このまま真ん中までぎっしり敷き詰める
    真ん中直径5㎝ほどは開けておく
  1. プラムを間があかないよう、びっしり詰めて、並べる
  2. 1つとっておいたプラムを1㎜の厚さに切る
  3. まな板の上に少し重なるように並べ、崩れないように丸めていく
    5㎝くらいの大きさになったら型の真ん中に置く
  1. 全体をチェックして、隙間があるようなら残っているプラムで埋める
  2. 布巾をかけて15分発酵
    その間にオーブンを180度に予熱
  3. 分量外のグラニュー糖を少量振りかける
  1. 180度で30分焼く

綺麗なプルーンケーキになりました!最後の仕上げをしていきます!

仕上げ

  1. アプリコットジャムと水を鍋に入れて、スプーンなどでかき混ぜながら、沸騰させる
  2. 刷毛で表面を薄く塗る
  1. 型から外す

完成

Pflaumenkuchen

ドイツでは砂糖を加えない生クリームを添えて食べるのが一般的。

Zwetschgenkuchenは、ドイツの短い夏から秋だけの特別な味。カフェで見かけると「夏も終わりだなぁ…」と感じる、季節を告げるケーキです。

ぜひお家で作って、ドイツの秋の味覚を楽しんでみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました