スパイスとハチミツを使用した
飾り付けクッキー
レープクーヘンは様々の種類がありますが、今回はアイシングをかけるタイプをご紹介します。もちろん食べられますが、焼いた後に紐を通して、クリスマスツリーやお部屋に飾る用として楽しむのも、ドイツ流です。
グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」にも登場するお菓子の家は、このレープクーヘンを使用しているとも言われています。
またクリスマスマーケットではハート型に、「Ich liebe dich(I love you)」や「Kuss mich(Kiss me)」など、愛の言葉が書かれているクッキーも人気です。
レシピ動画
Youtube<motomone baking>にてレシピ動画を公開しています。ぜひご参考くだい。
皆さまのコメント、ご質問、レシピのリクエスト、チャンネル登録、お待ちしております。
材料
- 生地作り
50g | ハチミツ |
25g | ブラウンシュガー |
30g | 無塩バター |
100g | 薄力粉(中力粉) |
50g | ライ麦粉※1 |
ひとつまみ | 塩 |
小さじ1 | シナモンパウダー※2 |
小さじ1 | クローブパウダー※2 |
小さじ1/2 | ナツメグパウダー※2 |
小さじ1/2 | しょうがパウダー※2 |
小さじ1/2 | アニスパウダー※2 |
小さじ1/2 | 重曹 |
1個 | 卵 |
ドイツ在住者の方は薄力粉Mehl405、中力粉Mehl550、ライ麦粉Roggenmehl1150を使用
※2 ドイツで販売されているレープクーヘンパウダーで代用可能です。使用する場合は大さじ1、詳しくはこちらをご覧ください。
- アイシング
95g | 粉砂糖 |
15g | 卵白 |
小さじ1 | レモン汁 |
- お好きなクッキー型
- アイシング用絞り出し袋
生地作り
- ハチミツ、ブラウンシュガー、無塩バターを鍋にいれ、バターが溶けるまで温める
- その後ボウルに移して人肌程度になるまで冷ます
- ボウルに薄力粉、ライ麦粉をふるい、塩、スパイス類、重曹を加えて泡立て器で混ぜる
レープクーヘンスパイスパック(Lebkuchen Gewürz)をお持ちの場合はそちらでもOK
- 冷ましたハチミツ、卵を加えて粉っぽさが無くなるまでゴムベラで混ぜる
- ラップに包み冷蔵庫で一晩寝かせる
型抜き
- 打ち粉をして3㎜ほどの厚さに麺棒で伸ばす
- 生地をのばしたら、刷毛で打ち粉を取り除く
粉が残っていると、焼いた後に白く残ってしまうので注意です
- 今回は飾り用の大きな型を二つ用意(ジンジャーブレットマンとクリスマスツリー)
また食用として星やクリスマスツリー型を用意
それらの型で生地を抜く
ハート、星などクリスマスらしい型ならなんでもOKです!
- 約10分焼く
アイシング作り
- 粉砂糖、卵白をスプーンで粉っぽさが無くなるまで混ぜる
- レモン汁を加えてさらに混ぜて、絞り出し袋(もしくはコロネ)に入れる
アイシングデコレーション
アイシングクッキーは実はドイツだとあまり見かけません。
日本ではSNSを通じて、とてもカラフルでかわいいデザインをたくさん見かけます。
今回は白のみを使用しましたが、チョコペンで書いてもかわいくなります。
お好きなようにデコレーションしてみてくださいね!
アイシングのコツとしては、垂直に持つこと。ペンのように斜めに持たない方が綺麗に書けます!
また均一の力で出し続けるので、休憩しながら行いましょう。
完成
レープクーヘンのご紹介でした。
クリスマスツリーやお部屋にお菓子を飾るというのは、最初驚きました。
しかし昔は陶器やキラキラした素材が高級品だったので、木で作ったおもちゃやこのようなレープクーヘンをもみの木に飾り、クリスマスを楽しんでいたようです。
ドイツ文化をぜひチャンネルを通じてお楽しみください!
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