秋のドイツ伝統料理【玉ねぎケーキ|Zwiebelkuchen】本格レシピ

パンのレシピ
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ドイツの秋を代表する料理「玉ねぎケーキ(Zwiebelkuchen)」をご紹介します。
名前は“ケーキ”ですが甘いお菓子ではなく、キッシュのような塩味のあるお惣菜パンです。

ドイツでは、秋になるとパン屋やカフェで販売され、テラス席で「フェーダーヴァイサー(Federweißer)」という新酒の白ワインと一緒に楽しむのが定番の過ごし方。短いドイツの秋の風物詩ともいえる料理です。

玉ねぎケーキとは?

  • 玉ねぎとベーコンをたっぷり使った、キッシュに似たドイツ料理
  • 生地はタルト生地ではなくパン生地を使用するのが特徴
  • サワークリームや卵を加えた濃厚なフィリングで、香ばしく焼き上げます
  • 秋限定の新酒ワイン「フェーダーヴァイサー」と相性抜群

朝食やランチ、ブランチにもおすすめで、グリーンサラダを添えればバランスのよい一皿になります。
冷めても美味しいですが、少し温めるとさらに風味が引き立ちます。

パン生地なので、一次発酵まではホームベーカリーでも対応可能です。

レシピ動画

Youtube<motomone baking>にてレシピ動画を公開しています。ぜひご参考くだい。
皆さまのコメント、ご質問、レシピのリクエスト、チャンネル登録、お待ちしております。

材料

20㎝タルト型

<生地作り>

90g中力粉または準強力粉
2gドライイースト
45ml牛乳
30g無塩バター
ふたつまみ

※使用する小麦粉について、コチラをご参照ください

※ドライイーストに関してはコチラに詳しくまとめています

<フィリング>

400gスライス切りした玉ねぎ
20g細かくきったベーコン
25g無塩バター
2個
大さじ1薄力粉
100gサワークリーム
5g
適量塩コショウ
少々黒コショウ
少々お好みでナツメグ
少々お好みでキャラウェイシード

※異なるサイズで作る場合はコチラをご参考ください

オススメの道具・材料

このレシピで使用したもの、オススメの道具は以下のリンクから購入できます。

日本とドイツ、それぞれのAmazonリンクをご用意しましたので、お住いの地域に合わせてご利用ください。

  • 20cmタルト型
    • 底の取れるタイプのタルト型です。使いやすくておすすめです!
  • ミニスケール
    • ドライイーストを量るのに使用しました。
  • 麺棒
    • 生地を伸ばすのに使用しました。個人的には使いやすい形をしています🤔
  • 20cmタルト型
    • 底の取れるタイプのタルト型です。使いやすくておすすめです!
  • ミニスケール
    • ドライイーストを量るのに使用しました。
  • 麺棒
    • 生地を伸ばすのに使用しました。個人的には使いやすい形をしています🤔

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玉ねぎケーキの作り方

生地作り・一次発酵

  1. ボウルに中力粉、ドライイーストを入れて、ゴムベラで混ぜる
  2. 牛乳を加え、ゴムベラで混ぜる
  3. 塩、無塩バターを加え、手でひとかたまりになるようにこねる

生地がひとかたまりになり、ボウルにくっつかなくなったらOK

  1. 生地をボウルから取り出し、約5分台の上で手ごねする
    くっつきますが、打ち粉は使わずこねましょう!
  2. 表面がツルンとなり、割れ目ができないように気を付けながら、生地を下に引っ張るようにして丸める
  1. 丸めた生地をボウルに戻し、布巾をかけて約40分発酵

ここまでの工程はホームベーカリーのパン生地用・一次発酵までのコースで対応可能です

具材の準備

  1. 玉ねぎをスライスする
    1-2㎜でOK!大体で大丈夫です

ドイツでは涙対策として様々な方法があります。水を口の中に含んだまま切る、よく換気する、水に玉ねぎを浸しておく…
日本でも色々な対策があるかと思いますので、是非ご自分に合ったものをお試ししてみてくださいね。

  1. ベーコンを細かく正方形のような形になるよう切る
  2. 鍋を中火で温める
  3. 無塩バターを入れて溶かす
  4. 溶けてきたらベーコンを加え、火が通るまで炒める
  1. ベーコンの色が変わり火が通ったら、玉ねぎを加える
  2. 玉ねぎに火が通り、全体的にしんなりしてくるまで炒める
  1. 塩コショウ、お好みでナツメグを加える
  2. ボウルに移し替えて、粗熱をとる

フィリング作り

  1. 別のボウルに、サワークリーム、薄力粉を入れて、泡だて器で混ぜる
  2. 卵を加える

卵は一度に2個加えず、1個ずつ分けて加えて混ぜましょう
ダマになるのを防ぐためです!

  1. 塩こしょう、お好みでナツメグを加え、ゴムベラでよく混ぜる
  2. 粗熱をとった玉ねぎを加えて全体的に混ぜる

型の準備

  1. タルト型の側面にサラダ油を薄く塗る
  2. その上から小麦粉をまぶす
    全体にかかったら、台の上でトントンと数回叩き、余分な小麦粉を落としておきましょう!
  3. 底部分はクッキングシートで覆う

※もし底取型ではない場合は、底を含め全体に刷毛でサラダ油を塗り、小麦粉をまぶすだけでOK!

仕上げ

一次発酵させた生地の大きさが、1.5~2倍になったらOK

オーブンを180度に予熱しておく

  1. 生地の上に少量の薄力粉をふりかけ、真上からグーで生地を押して、生地内の空気を抜く
  1. 台に打ち粉をし、生地を取り出し、伸ばし棒で3㎜の厚さにのばす

タルト型よりもひとまわり大きくなるよう、生地を伸ばしましょう

  1. タルト型に生地を入れ、形を整える
    余分なはみ出した生地は、小さなナイフなどで取り除きましょう
  1. 生地を整えたら、フィリングをすべて流し込む
  1. お好みでキャラウェイシードをふりかける
    キャラウェイシードについては、コチラの記事をご覧ください!あまり日本だと馴染みのない香辛料・スパイスかもしれませんが、ドイツやヨーロッパでは時々使用する香辛料です!
  1. オーブンで焼き目をチェックしながら、約30分焼く
  2. 焼き終わったらケーキクーラーで粗熱を冷ます
  3. 粗熱が取れたら、型から取り外す

完成

玉ねぎの甘みとベーコンの塩気が絶妙にマッチした、香ばしいドイツの伝統料理。
カットするとザクッとした音が心地よく、食欲をそそります。

秋の定番「玉ねぎケーキ(Zwiebelkuchen)」をぜひご家庭でも再現してみてください。

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