ドイツ小麦粉物語②【Weizen(ヴァイツェン)編】

ドイツ生活

ドイツでメジャーな小麦粉(Weizen)について、こちらでご紹介します。

ドイツでは主食はパン。どのスーパーでも沢山売られています。また街中ではパン屋が日本のコンビニレベルで点在しています。

さらに小麦粉の歴史は古く、奥深い世界であり、種類も数えきれない程たくさんあります。そこでドイツ小麦粉物語と題し、連載することとしました。

今回はスーパーでよく見かけるWeizen Mehl(ヴァイツェンメール)について、詳しくご説明します。

<結論>
Weizen Mehl (ヴァイツェン小麦粉)とは
ドイツの一般的な小麦粉

言葉の意味

Weizen(ヴァイツェン)
小麦という意味です。

Mehl(メール)
小麦粉、粉という意味です。

ドイツでは有名なWeizen Bier(ヴァイツェンビア)があります。直訳は小麦ビールという意味になります。

日本の小麦粉

まずは、薄力粉・中力粉・強力粉の違いについてのおさらいをします。

ドイツ小麦粉物語【番号編】でもご紹介した通り、ドイツではミネラルの含有量の違いから、番号分けして小麦粉を分類しています。

しかし日本の小麦粉は、グルテンの含有量で分類しています。大手製粉会社の日清製粉ホームページを参考にしました。

<日本での小麦粉の分類方法: グルテンが基準>
グルテン含有量が多ければ多いほど強力粉
少なければ少ないほど薄力粉

ドイツのスーパーを訪れると、商品パッケージには“Weizen Mehl(ヴァイツェンメール)”と記載されています。そして前述したように、必ず番号分けされています。

そしてほかの小麦粉の種類として、Dinkel Mehl(ディンケルメール)など多数販売されています。

歴史

小麦とは元をたどると、米やトウモロコシなどの雑穀に分類されます。そして小麦グループの中には、ライ麦、スペルト小麦などの種類があります。

その中の一つが、小麦=ヴァイツェンです。

世界で最も古い雑穀という歴史もあり、およそ一万年前から、7000年前から、と諸説あります。またユーラシア大陸のヨーロッパエリアだけではなく、エジプト周辺でも存在が報告されています。

人間が最初に栽培した穀物・作物としても知られています。

しかし実際に大きな産業になったのは12世紀以降です。この時代に小麦粉を使った白パンブームが起きるまでは、実は大麦が主流でした。

そして現在では世界中でパンが一般的になり、人間が消費する最も重要な作物の一つとされています。

現在の世界小麦生産ランキングです。広い国土を持つ国が上位です。

順位国名生産量(トン)
1中華人民共和国(中国)1億3,144万500
2インド9,970万
3ロシア7,213万6,149
4アメリカ合衆国(米国)5,128万6,540
5フランス3,579万8,234
6カナダ3,176万9,200
7パキスタン2,507万6,149
8ウクライナ2,465万2,840
9オーストラリア2,094万1,134
10ドイツ2,026万3,500
日本76万4,900
出典: 外務省ホームページ リンク

栄養素

主に炭水化物が6割を占めています。炭水化物は主に糖質と食物繊維によって構成されています。三大栄養素とも呼ばれており、エネルギーの素になる栄養素です。毎日のご飯では欠かせない栄養素ですね。

しかし炭水化物を摂取しすぎてしまうと、肥満や生活習慣病の原因となってしまいます。一方で不足が続くと、体力低下や疲れやすいなどの症状が出てしまいます。

続いてタンパク質、少量の脂肪、ミネラル、ビタミンB、ビタミンE、そしてグルテンが含まれています。

まとめ

今回はドイツの一般的な小麦粉(ヴァイツェン)のご紹介でした。

ドイツでお菓子作りをする際は、Weizen Mehlを選び、作るお菓子の種類に合わせて番号をお選びください。

健康における小麦粉の位置づけについては、ご存知の方も多いかと思いますが、実は様々な議論がなされています。例えばグルテンフリーは、ドイツでは一般的になってきています。

グルテンフリーに関しても、今後ご紹介していきます。

お菓子作りでは小麦粉は必須の材料とも言えますが、現代では小麦粉アレルギーも増えています。また健康志向の観点から、小麦粉を避ける人も増えています。

僕としても小麦粉を使用せず違う粉で代用した美味しいお菓子・パン作りを追求していますので、いずれレシピをご紹介していきますね。

小麦粉に関する質問やお問い合わせなど、お気軽にお問い合わせください。

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