フランクフルト名物菓子・フランクフルタークランツ(Frankfurter Kranz)

ケーキ

ドイツで一番大きな国際空港がある、フランクフルト。また映画ハイジでも、クララが住む街としてフランクフルトが出てきます。日本ではフランクフルトソーセージもあり、馴染みがあるドイツの街かと思います。そんなフランクフルト名物菓子のケーキをご紹介します!

フランクフルタークランツ/Frankfurter Kranzは、ドイツ語で直訳は“フランクフルトの花冠”です。

しかし歴史を紐解くと、フランクフルトは実は中世・神聖ローマ帝国時代に、皇帝の戴冠式が行われていた場所でした。

その皇帝の冠をイメージして作られており、1735年ごろには既に誕生していた、と言われている伝統菓子です。

リング状のケーキに、伝統的にバタークリームがたっぷり塗り、側面はヘーゼルナッツをキャラメルして作ったクロッカンテで飾り付けます。そしてトッピングにルビーや宝石に見立てたサクランボを使用するのが特徴です。

バタークリームが苦手な私でも、とても食べやすい、上品なケーキです!バタークリームケーキが得意ではない人にもオススメできる逸品です!!

歴史あるドイツケーキの世界をお楽しみください!

※レシピ・動画・写真の無断転用転載はお控えください

レシピ動画

Youtube<motomone baking>にてレシピ動画を公開しています。ぜひご参考ください。
皆さまのコメント、ご質問、レシピのリクエスト、チャンネル登録、お待ちしております。

材料

  • バニラプディング
170ml牛乳
65gグラニュー糖/砂糖
1/2バニラビーンズ
1個(20g)卵黄
大さじ1コーンスターチ
  • クロッカンテ
50gグラニュー糖/砂糖
大さじ1
100gヘーゼルナッツダイス
(アーモンドダイスでも可)
  • スポンジケーキ
40g薄力粉※
20gコーンスターチ
2個
30gグラニュー糖/砂糖
(卵黄用)
20gグラニュー糖/砂糖
(卵白用)
大さじ2サラダ油
大さじ3牛乳
  • バタークリーム
140g 無塩バター
  • 仕上げ
1瓶
(220g)
コケモモジャム※
6個缶詰サクランボ
もしくはドレンチェリー

※クランベリー、ラズベリー、赤すぐり、イチゴなど赤い酸味があるジャムで代用可
 使用量は瓶の約半分でした

おすすめ関連商品

アーモンドダイス
ヘーゼルナッツダイスは日本だと手に入りにくいようなので、アーモンドダイスで代用可能です。
レシピと同量100gが販売されています!

無塩バター(富澤商店)
今回のレシピに必要な140gにオススメ!
使い切りサイズはコチラ
詳細は画像をクリック!

お菓子作り好きさんは大きなサイズを購入した方がオススメです

事前準備

  • 直径15㎝のセルクル型
    シフォンケーキ、リング、クグロフ型でも可
  • 直径5.5㎝の丸い型
  • 無塩バターを室温に戻しておくか、使用前にレンジで柔らかくしておく
  • 絞り出し袋2枚
  • 星形口金Φ11㎜

バニラプディング

  1. 鍋に牛乳、グラニュー糖/砂糖、バニラビーンズ(鞘も使用してOK)を入れておく
  2. ボウルに卵黄、コーンスターチを入れて、スプーンなどで粉が無くなるまで混ぜる
  3. 鍋を火にかけ沸騰直前まで温め、卵黄を泡だて器で混ぜながら、鍋に入っている液体を加える
  4. 全て加え終わりよく混ぜたら、再び鍋にこして戻す
  1. 中火でゴムベラで混ぜながら沸騰させる
  2. よく混ざりとろみがついてきたら、ボウルなどに移し、ラップをぴったりくっつけて貼り、冷蔵庫保存

クロッカンテ

  1. 鍋にグラニュー糖/砂糖、水を入れたら沸騰させ、沸騰後1分ほど中火で煮詰める
  2. ヘーゼルナッツダイスを加える
  3. 水分が見えなくなり、ナッツに焼き色がつくまで、強めの中火でゴムベラで混ぜつつ炒める
  4. ボウルなどに移して、室温保管
    冷めた後に手で触ると、パラパラ状になる

スポンジケーキ

オーブンを180度に予熱する

※このとき耐熱容器にお湯を張り、オーブンに入れておく

  1. セルクルの底にクッキングシートを折り込む

おすすめ関連商品

15㎝セルクル型(cotta)
詳細は画像をクリック!

  1. ボウルなどに薄力粉、コーンスターチを入れ、こす
  2. 卵を卵白と卵黄に分け、卵黄にグラニュー糖/砂糖30g、卵白にグラニュー糖/砂糖20gを加える
  3. 卵黄が白くもったりするまで、ハンドミキサーの高速で泡立てる
  1. サラダ油、牛乳を加えて、ハンドミキサーでさっくり混ぜる
  2. 卵白も同様にハンドミキサーでピンと角が立つまで泡立てる
  3. 泡立ったら卵黄に3回に分けて加える
    その都度ゴムベラでよく混ぜる

1回目…全体的にしっかり混ぜる

2回目…下からすくうように、中心から外側へむかってゴムベラですくうようにイメージして混ぜる

3回目…2回目同様に混ぜる
フワフワ感を出すために、このように混ぜています!

  1. こした小麦粉類を更にもう一度こしながら、卵黄と卵白が混ざったボウルに加える
    2回こすことで、よりフワフワ感を出します!
  2. 再びすくうように全体を混ぜる
  3. セルクルに入れたら、水の入った霧吹きで表面全体をスプレーする
  4. 180℃で20分焼く
    中心に竹串をさし、何も生地がくっついてこなかったら、中まで焼けている証拠です!
  5. 焼き終わったら、2回ほど型を落下させ、空気を抜く
  6. 粗熱が取れた後に、型から外してケーキクーラーなどにのせておく
  7. 側面のボロボロした部分を、手でこすりながら落とす
  1. 直径5.5㎝の丸い型で中心を抜く
  1. 3枚に切る
    穴の包丁の動きを見ながら、切りましょう
    仕上げに全体にクリームをつけるので、完璧に水平にならなくてもOK!

バタークリーム

  1. 柔らかくしておいた無塩バターに、バニラプディングを3回に分けて加え、ハンドミキサーで混ぜる

加えるたびによく混ぜましょう!
分離した場合…レンジやドライヤーを使い、少し温めてから泡立てましょう

温めすぎた場合…少し冷蔵庫で冷やしてから、再び混ぜます

  1. しっかり乳化してクリーム状になるまで混ぜる

仕上げ

  1. バタークリームの半量のみ絞り出し袋に入れる
  2. コケモモジャムも同様に絞り出し袋に入れる
  3. まず底の部分になるスポンジケーキの層に、中心と外側にバタークリームを絞り出し、その真ん中にコケモモジャムを絞り出す
  1. 真ん中の層も同様に絞り出す
  2. 3枚重ねたら、ケーキの周りにバタークリームを薄く塗っていく
    ここでケーキクーラーの上に乗せて塗っていくと、作業しやすいのでオススメ!
    中心の穴の内部にも塗りましょう
    ケーキの表面は半円のように、真ん中部分を少し厚めに塗ることで、より王冠らしい仕上がりになるのでオススメです!
    クロッカンテを付けるので、平らに丁寧に塗る必要はありません
  3. 表面・側面・穴の中に、スプーンや手でクロッカンテをまぶしていく
    予めケーキクーラーの下にクッキングシートなどを敷いておくと、作業後に片付けが楽になります

クロッカンテは多めのレシピなので、余るかと思います。その場合、バニラアイスクリームにかけて食べると美味しいので、ぜひお試ししてみてください!

  1. 盛り付け用のお皿にケーキを移動させ、表面にクリームを絞り出すスペースを作る
    もしスペースがないままクリームを絞り出すと、クロッカンテと一緒に重さで滑り落ちてしまいます
  2. バタークリームを絞り出す
  1. その上に水気を切り、半分に切ったサクランボを乗せる

おすすめ関連商品

ドレンチェリー
砂糖漬けのさくらんぼです。
ドイツではドレンチェリーを使用することが多いです

さくらんぼの缶詰め(富澤商店)
缶詰タイプだとさくらんぼの旬にかかわらず、気軽にいつでも手に入ります
詳細は画像をクリック!

完成

豪華なフランクフルタークランツのご紹介でした!

実はフランクフルタークランツは、4層や5層で作っているパティスリーもあります。またケーキ自体の背が高く、ゴージャスなケーキでもありますね。当然ボリュームも比例し、とてもお腹いっぱいになります笑。

ドイツ菓子の世界をお楽しみください!

コメント

  1. chocolate より:

    バタークリームにプリンを混ぜ込むのはドイツでは一般的なのでしょうか?
    それともmotomoneさんのオリジナルレシピでしょうか?

    • motomone motomone より:

      こんにちは。ご質問ありがとうございます。バタークリームにプディング、いわゆるカスタードクリームを混ぜ込むのは、ドイツでは一般的なバタークリームの作り方です。配合は僕が作りやすく、より美味しくなるようなレシピにしています。ご参考ください!

タイトルとURLをコピーしました