本場ドイツの味を自宅で再現!
今回は、定番のドイツパン「プレッツェル」の基本レシピをご紹介します。
重曹を使って家庭でも作れる、本場ドイツ風プレッツェルのレシピです。
ドイツパンの象徴ともいえるプレッツェル。その中でも、ラウゲンプレッツェル(Laugenbrezel)は、水酸化ナトリウム水溶液に浸けることで独特の風味を生み出します。
ただし、水酸化ナトリウムの使用は危険を伴うため、ここでは重曹を使った安全な方法で作ります。本場に近い味わいが楽しめるレシピです。

YouTubeやブログを通じてすでに多くの方に挑戦していただき、「とても美味しいプレッツェルが焼けた!」「わかりやすくて作りやすかった!」といった嬉しいご報告を多数いただいている、motomoneの人気レシピです。
おうちでのパン・お菓子作りをもっと楽しく! motomone bakingでは、クリエイター支援プラットフォーム「Gumroad(ガムロード)」にて、ドイツ本場のパンや伝統菓子を失敗せずに作るための「完全攻略ガイド(PDF版)」を販売しています!
ちょっとしたコツから、専門的な配合の秘密、材料換算表、タイムラインなど、失敗しないためのたくさんの「知識」を詰め込んだ内容になっています。ぜひショップを覗いてみてください。
※本ページはプロモーションが含まれています。
レシピ動画:motomone baking
YouTubeチャンネル <motomone baking> では、記事だけでは伝えきれない「生地の質感」や「手の動き」を詳しく解説しています。
「次はこれを作ってみたい!」というリクエストやご質問も、コメント欄でぜひお聞かせください。気に入っていただけたら、チャンネル登録で応援していただけると嬉しいです!
マイスターの材料帳
-4個分-
【生地作り】
- 冷たい水 65ml
- 無塩バター 10g
- 準強力粉 120g
- ドイツでは Type550。日本で再現するなら、香りと食感のバランスが良い[リスドォル]が最もおすすめです。中力粉や、強力粉60g+薄力粉60gのブレンドでも代用できます。
- ドライイースト 2g
- 安定して膨らむ[赤サフ]を推奨します。
- はちみつ 小さじ1/2
- 塩 ふたつまみ
【ラウゲン液(重曹液)】
- 水 300ml
- 重曹 9g
- 必ず「食用」をご使用ください。掃除用は製造工程が異なるため、口に入れることはできません。
- 塩 ふたつまみ
【仕上げ】
- 粗塩(プレッツェルソルト) 適量
- 一般的な塩は焼成中に溶けてしまいます。焼き上がりにあの「白い粒」を残すには、熱に強い専用の岩塩が必要です
プレッツェル作りで「よくある3つの失敗」
「形はプレッツェルだけど、味や見た目がただのパンになってしまう…」そんな時にチェックしてほしいポイントです。
- ツヤがなく、色が薄い「ただの茶色いパン」になる
- 主な原因: 重曹液の温度が低い、または生地を浸す時間が短い。
- 表面にシワが寄り、デコボコしてしまう
- 主な原因: 液に浸した後の放置時間が長すぎる。
- 焼き上がると「白い岩塩」が溶けて消えてしまう
- 主な原因: 一般的な食塩や粗塩を使用している。また、生地が濡れた状態で塩を振ると溶けやすくなります。
プロの理論や配合の秘密については、Gumroadのmotomoneショップにて様々なレシピガイドを公開しています。プレッツェル完全版も追加予定ですので、ぜひチェックしておいてください。
失敗を防ぐオススメの道具
プレッツェルを作る際に使用した、オススメの道具をご紹介します!現場の経験から「これがあれば失敗が劇的に減る」というものを厳選しました。以下のリンクから購入できます。
木目調デジタルスケール
理由: 動画でも使用しているこのスケールは、機能性はもちろん、キッチンに置くだけでモチベーションが上がるデザインも気に入っています。
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ポケットスケール
理由:パン作り、特にイーストや塩の計量は1g単位で計量するのが基本です。 0.1g単位で測れるスケールを使うだけで、失敗が減ります。
ステンレス製・穴あきレードル(Schöpfkelle)
理由: 重曹液から生地を掬い上げる際、液切れが悪いと表面のシワの原因になります。熱に強く、一気に液を切れる穴あきタイプのお玉が、ツヤのある仕上がりを支えます。
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ミニパレットナイフ(クープ用)
理由: プレッツェルの特徴であるクープを作るために使用します。専用のクープナイフも良いですが、私は小回りの利くミニパレットナイフを愛用しています。
👉 [繊細なクープを自由自在に:ミニパレットナイフはこちら]
【詳細解説】「プレッツェル」の作り方
とても多くのつくれぽを頂いている人気レシピです!初心者の方でも自宅で本場の味を再現できる「全工程」を紹介します。なお、材料の分量や手順の要約をすぐに確認したい方は、記事の最後にあるレシピカードを活用してください。
生地作り
- ボウルに粉とイーストを入れ、泡立て器で混ぜて空気を抱かせます。
💡 ドイツ在住の方へ:小麦粉の番号(Type)の選び方は[こちらの記事]で詳しく解説しています。
- 冷たい水、はちみつ、塩を一気に加えます。
温かい水を使うと発酵が進みすぎて、プレッツェル特有の詰まった食感が失われます。「冷たさ」を維持するのが、あの独特の歯応えを作る秘訣です。
- 粉っぽさが消えたらバターを加え、台に取り出して打ち粉をせずに約5分手ごねします。

右ななめ上、左ななめ上とV字型にこねることで、力もこめやすくなります

生地を薄く伸ばしても簡単に切れなければOKです。
- 生地を50gずつの4分割にします。
- 表面を張らせるように丸めます。

ここでベンチタイム(休ませる時間)は取りません。発酵を防ぐためです。
- 生地を裏返し、指先から手のひらを使って45~50cmの棒状に伸ばします。
- 棒の中央で1回(または2回)ねじり、端を本体の左右に固定します。



プレッツェル特有の「腕を組む動き」は、映像で見るのが最もわかりやすいです。手のひらの使い方や、生地を伸ばすスピード感をYouTubeショート動画に凝縮しました。
- 布巾をかけて、室温40分発酵させます。
- 発酵後、20分間冷凍庫に入れておきます。
表面を急冷して固めることで、この後の「重曹液(ラウゲン液)」に浸した時に形が崩れず、かつ表面に美しいツヤが出やすくなります。また、クープ(切り込み)を入れやすくする効果もあります。
重曹液(ラウゲン液)に浸して焼く
- 鍋に水と塩を入れ、沸騰したら重曹を加えます。
重曹を入れると激しく泡立ちますが、これが反応している証拠です。火を弱め、「沸騰直前の熱い状態(約90℃以上)」を常にキープしてください。液が冷たいと、プレッツェルに美しいツヤが出ず、表面がシワシワになる原因になります。
- 冷凍庫から出したての生地を、一つずつ30秒間浸します。
- 引き上げる際は、しっかりと液を切ります。

- 太い部分の真ん中に、スッと切り込みを入れます。

真上からではなく、「生地に対して斜め45度」から刃を入れるのが、美しいクープを作る秘訣です。
- 210度のオーブンで12分焼きます。
完成

外はカリッと香ばしく、中はムギュッとした弾力。本場ドイツの風を感じる「プレッツェル」の完成です!
キッチンで確認しながら作りたい方は、こちらのレシピカードをご活用ください。

レシピカード:プレッツェル
Ingredients
Method
- 材料を混ぜ、5分間手ごねする。4分割し、丸めてベンチタイムなしで成形へ。
- 45〜50cmの棒状に伸ばし、中央でねじって腕組みの形にする。
- 室温で40分発酵させ、その後冷凍庫で20分間急冷して表面を固める。
- 90℃以上の重曹液に30秒間浸し、しっかり液を切る。
- 斜めにクープを入れ、岩塩を振り、210℃のオーブンで12分焼く。
焼き上がりの楽しみ方と保存
焼きたてのパリッとした外側とモチっとした内側は、手作りした人だけの特権です。
- 本場の食べ方: 横半分にスライスし、無塩バターを厚めに塗る「バター・プレッツェル」がドイツの定番です。
- アレンジ: ハムやチーズを挟んでサンドイッチに。お子様用には、あえて塩を振らずに焼くのもおすすめです。
- 保存方法: 余った分は、冷めてすぐにラップをして冷凍保存してください。食べる直前に霧吹きをしてオーブンで温め直すと、焼き立ての食感が蘇ります。
まとめ・おすすめの関連記事
もし今回の挑戦で、motomone bakingのレシピに興味を持っていただけたなら、ぜひYouTubeチャンネル「motomone baking」をチェックしてみてください。
さらに深い理論や、失敗しないための詳細な数値をまとめた「完全攻略PDFガイド(Gumroad)」もご用意しています。本場ドイツのパンやお菓子作りを、より本格的に作るお手伝いができれば嬉しいです。
プレッツェルを楽しんだ後は、さらに本場の食卓を覗いてみませんか?定番のプレッツェルからドイツパンらしいライ麦パンまで、ドイツの食事パン10選をご紹介します。
👉 [ドイツパンの世界・おすすめ食事パン10選はこちら]
プレッツェルをもっと知りたい方へ
ぜひ、焼き立てのプレッツェルにたっぷりのバターを添えて、最高の朝食やビールのお供を楽しんでください!

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